おはようございます。今回は「私がnoteをやめた理由」というお話です。
これまで私は、情報発信プラットフォームであるnoteを利用して記事を書いてきました。
しかし、これからはnoteでの投稿をやめ、自身のホームページで発信していくことにしました。
今回は、なぜ私が「脱・note」を決意したのか、その理由をお話しします。
プラットフォームへの依存から脱却し、自分の資産を育てたい
私がnoteをやめた最大の理由は、noteというプラットフォームに依存してしまうことを避けたかったからです。
自分の「土地」を、好きなように作りたい
noteを利用する限り、当然noteのルールに従わなければなりません。フォーマットは決まっており、どの記事も同じような見た目になります。それは統一感という良さでもあるのですが、私個人としてはUIやデザインを自分の好きなようにカスタマイズして発信したい、という思いが強くなりました。
自分の「土地」の価値を高めたい
もう一つの理由は、自分自身のドメインを育てたいからです。
ドメインとは、インターネット上の「住所」や「土地」のようなもの。noteで活動している限り、それはあくまでnote社の土地を借りている状態です。
例えるなら、noteは「賃貸マンション」、独自ドメインは「持ち家」です。
noteはアクセスも良く、手軽に始められます。しかし、どれだけ素晴らしい記事を何万本書こうと、何年続けようと、その土地の価値はnote社のもの。noteがルールを変えればそれに従わなければいけません。
例えばnoteは記事を書く時に自動投稿ができません。
対して、わたしは自動で記事を投稿できる機能を作りましたので、私のシステムでHPに自動で投稿することができます。これが持ち家である大きなメリットです。その他にも色々カスタマイズしていきます。
自分のドメインという「持ち家」は、自分で価値を上げていくことができます。最初は誰も訪れない村おこしのような地道な作業ですが、価値のある記事を書き続けることで、その土地自体の価値が高まっていく。自分の発信した情報が、プラットフォームではなく自分自身に資産として積み重なっていく感覚。私はそちらを選びたいと思いました。
「AI記事」の氾濫＃AIO対策
もう一つの理由として、最近のnoteは「質が悪くなった」を感じるようになった点も挙げられます。なので
自分だけの情報発信を作りたい
最近のnoteで覗くと、いかにもAIが書いたような記事が溢れかえっています。私は読む気にならず一秒で離脱します。そして私もその中のひとりだと思われるのが嫌でした。AIが書いた記事が悪いわけではありません。しかし、読者がなぜネットで検索するのかをもっと考えるべきです。私たちは、書き手の「体験」や「意見」という、その人だけの一次情報が知りたいのです。
その人の情報が正しいかどうか以上に、その人の考えを知りたい。それなのに、表示されるのが100%AIの記事では意味がありません、ユーザー体験を著しく損なっていると感じます。AIO対策ってやつですかね。
読者が時間をかけて記事を探した結果、100%AIだった。
「それだったら初めから自分のAIに聞くわ！時間返せ！」です。
Googleもこれまで、ユーザー体験を損なうものには必ず対策を講じてきました。いずれこのような問題にも何らかの対策が取られるでしょう。AIを使うにしても、そこに人間の介在、つまり血が通っていることが不可欠だと私は考えています。
以上の理由から、私はnoteを離れ、自分のホームページという場所で発信していくことに決めました。
最初は誰も訪れない、田舎にポツンと立つ一軒家からのスタートです。
それでも、完全に自分の価値となる記事が一つ、また一つと増えていく。ある日、検索エンジンからふらっと立ち寄ってくれた人が「この記事、参考になりました」と小さな足跡を残してくれる。
アクセス解析を眺めて、昨日より一人多くの人がこの村を訪れてくれたことを知る。
その一つひとつを小さく楽しんで行こうと思います。
以上私がnoteをやめた理由というお話でした。