おはようございます。今回は「AIの本当の恐ろしさは連休にある」というお話です。
AIの真価は「連休」にこそ発揮される
世間はお盆休みに入り、夏休みを満喫している頃かと思います。
しかし、AIの本当の恐ろしさ、そしてその真骨頂が発揮されるのは、まさにこの「連休中も稼働できること」だと私は考えています。
人間とAIの決定的な違い
人間とAIの決定的な違いは、人間には休息が不可欠であるという点です。
もちろん、休むことは素晴らしいことであり、それを否定するつもりは全くありません。
しかし、事実としてAIは指示さえあれば、私たちが休んでいる間も働き続けてくれます。
あらかじめ「これをやっておいて」とタスクを自動化する仕組みを構築しておけば、私たちは連休を楽しみながら、必要に応じて仕事を進めることが可能なのです。
AIとの協業が生み出す新しい働き方
例えば、私自身コーディングという仕事に取り組んでいますが、以前は頭をフル回転させなければならず、片手間でできる作業ではありませんでした。
しかし、AIと協業することで、要所要所で集中力を使うだけで、ある程度頭を休ませながらでも作業を進められるようになったのです。
最近では、少し変わった取り組みも始めました。
ジムで私がトレーニングを1セットこなす間に、AIにコーディングのタスクを指示しておくのです。
トレーニングが終わる頃には、AIもタスクを完了させています。
私はインターバル中に、休憩を兼ねてAIが実装したコードをレビューし、次のタスクを指示する。そして、体が回復したら次のセットへ、というサイクルです。
今はPCで作業していますが、レビューだけならスマートフォンで十分可能です。
来月あたりには、多くの人がスマホ一つで、このような働き方をしているかもしれません。
テクノロジーが倫理を凌駕する未来
もちろん、このような働き方は仕事とプライベートが混在する「公私混同」であり、倫理的に見て良いとは言えない可能性があります。
ただ、歴史を振り返れば、テクノロジーが既存の倫理観を凌駕してきた例は少なくありません。この先、私たちの社会がどう変化していくのか、非常に楽しみです。
一方で、このような「ながら作業」はマルチタスクとも言え、生産性の観点からどちらが優れているのか、その答えは私にもまだ分かっていません。
また、脳が常に何かしら稼働している状態が、医学的に見て良い影響を与えるとは考えにくいでしょう。
友人との時間や、温泉・サウナといったリラックス空間でさえ仕事ができてしまう未来を考えると、このやり方は皆さんにおすすめできるものではありません。人間関係を壊してしまう可能性も否定できません。
AI活用で変わる「休み」の概念
100%連休を休むというのは素晴らしい選択です。
しかし私は、AIというツールを駆使することで、働きながらも休みとの良いバランス、その中間地点を探すという方法を取っています。
AIを使いこなす者は、休みの選択肢を自分でデザインできる。
一方で、AIを活用できない者は、ただ「休む」ことしか選択できないのかもしれません。
あなたの次の連休を想像してみてください。
温泉に浸かりながらスマホでAIに指示を出し、旅の報告書の下書きが完成している。
友人とバーベキューを楽しんでいる間に、面倒なデータ入力はAIが片付けてくれている。
そんな、まるでSFのような働き方が、すぐそこまで来ています。
もちろん、人間関係を壊さない程度のバランス感覚は必要ですが、テクノロジーを味方につけることで、私たちの「休み」の概念は、もっと自由で豊かなものに変わっていくのかもしれませんね。
以上「AIの本当の恐ろしさは連休にある」というお話でした。